イベント情報
展示蒸気機関車
蒸気機関車とは、石炭などの火力で水を沸騰させて蒸気を発生させ、
この蒸気を動力源に走行する機関車です。
鉄道の主力として活躍していましたが、燃費が悪いことや、
機関士・機関助士に過酷な作業環境を強いることから保存用を除いて全廃されました。
三笠鉄道村では、S-304形、C12形、9600形の3両の蒸気機関車を保存・展示しています。
S-304形は、動態保存機として実際に走行しており、
18歳以上の方で自力で機関車に乗車できる方であればどなたでも運転体験をすることができる
「SL機関士体験クラブ(有料)」を開設しています。
施設紹介
三笠鉄道村は、三笠鉄道記念館のある「幌内ゾーン」とクロフォード公園の名称で親しまれている「三笠ゾーン」の2ゾーンで構成されています。
鉄道の歴史
北海道の開拓は鉄道によって著しい発展を遂げ、
その目的は幌内炭鉱で採掘される石炭の輸送であり、
後に開発される石狩炭田の豊富な地下資源開発につながるものでした。
明治15年、幌内鉄道(幌内~小樽手宮間)は、
その石炭輸送のために、アメリカから招いた鉄道技師のクロフォードらにより完成。
新橋~横浜、大阪~神戸間に次いで日本で3番目に開通しました。
北海道三笠市に残る幌内鉄道から、鉄道の歴史を振り返ります。
幌内歴史写真館
近代化をめざす明治維新政府の産業振興のため、石炭はその資源として早くから注目され、
幌内炭山は多くの期待を込めて明治12年開坑に着手しました。
ここでは、明治から大正、昭和と北海道でも最も長い歴史を誇った、幌内炭鉱の歴史を写真で紹介します。